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2022/02/08 11:16

ようこそ、GINZA PET CLAN(ギンザペットクラン)へおいでくださいました。

 

今回は、日本の犬の「殺処分ゼロ」を目指して犬の保護・譲渡活動に取り組まれている『ピースワンコ・ジャパン』(https://peace-wanko.jp/)の全国8ヶ所*にある施設のうち、湘南譲渡センターに取材させていただいたので、ご紹介させていただきたいと思います。



「犬の保護や譲渡活動ってどんなことしているの?」

保護犬という言葉は、飼い主によって捨てられたり、迷子になったりといった、人に飼われていたワンコのことと思われがちですが、これまで人に飼われたことがない野犬も保護犬の対象になっています。今回取材した広島県神石高原町に拠点を置いているピースワンコ・ジャパンでも、主に山などで繁殖した野犬が多く保護されているそうです。

そこで保護されたワンコたちは、広島にあるシェルター内の検疫施設に受け入れられ、健康状態の検査やマイクロチップの埋め込み、ワクチン接種などを経て、各シェルターでしつけや散歩トレーニングなどの日常的に人と暮らすことに慣れていくための活動をしています。


「どんな方が保護犬を買うという選択をするの?」


最近では、商業施設にペットショップが入店していることが多く、人とペットの接点が多くなっている中で、敢えて会いにいかなければ会えないような保護犬の譲渡という選択をするケースはまだ少ないかもしれません。
では、一体どういった方が保護犬を飼う選択をするのでしょうか?

譲渡センターの方に伺ったところ、保護犬を選ばれる方の多くが、やはり一番は「救いたい」という気持ちが強い方だそうです。こういった方達に決まった傾向はあまり無いようで、この感情を持つことが、保護犬の飼い主になる第一歩の条件のようにも感じられました。


「どんなワンコがいるの?」


では実際に湘南譲渡センターで出会った3頭のワンコたちを紹介したいと思います。

まず、1頭目は、「キュラス」ちゃん。

推定2歳、垂れ耳が可愛いおやつ大好きな女の子。

取材時には、はじめましてのタイミングだったので、隅っこにちょこんと丸くなっていましたが、とっても可愛く見つめてくれていました。



次に、「マロンドール」ちゃん。

推定4歳、食べるのが大好きな女の子。

取材時には、この子も緊張しているのか、新顔ものの私が覗いていると隅っこに移動して、様子を見るように見つめていましたが、その瞳はとても優しそうなビュアでした。



最後に、「ケリー」ちゃん。

推定3歳、ゆっくりお散歩するのが好きな女の子。
取材時には、一番震えていて、突然きた取材にきた私が扉を開けてカメラを向けて「こんにちは」した時には緊張と恐怖の様子だったので、扉の外から「こんにちは」することに。網目扉で見えにくいかもしれませんが、ゆっくりな動き方からも温和な子なんだろうなーと感じました。



湘南譲渡センターでは、月に10件から多い時だと30件近くも、里親候補の方からの問い合わせがあるのだとか。施設の開設から7年で既に324頭*ものワンコが里親さんと出会い、無事に家族として迎えられ、卒業したそうです!



「譲渡ってどうやってするの?」


さて、実際に保護犬の里親になるという選択をした時に、どのような流れでどんなことが必要になるのでしょうか?

ピースワンコ・ジャパンでの事例をベースにご紹介したいと思います。

  まずは、オンライン上にあるアンケートに入力をし、譲渡を希望する施設の見学予約をします。

  そこから、メールなどで返信があり実際の譲渡センターでワンコたちと対面しふれあいを通じて、里親候補とワンコの相性を確かめ合います。

  里親候補とワンコの相性も問題なさそうであれば、具体的に保護犬を迎えるための諸条件を確認します。ここでは、ご自宅の環境や里親候補さんの生活スタイルなどスタッフの方と相談し合いながら、ワンコたちにとって幸せな犬生となるようにアドバイスがもらえます。

  条件も環境も整ったら、申し込みをして譲渡費用(譲渡までの養育費やマイクロチップ装着・避妊去勢費用などの一部)を収めて手続きをします。

  ワンコをお迎えする自宅の準備をして、譲渡センターのスタッフの方にチェックしてもらいます
(現在は、コロナ感染拡大防止の目的からオンラインでチェックしているそうです)

  そしていよいよ、お迎えの日。ワンコと里親さんの新しい生活のスタートになります。

 

おおよそ、検討されてから早い方で1週間から10日前後でここまでの流れが行われるそうです。


「保護犬を買う時に気をつけることは?」


さて、保護犬と出会って、家族として迎え入れた時、どんなことに気をつけなければならないのでしょうか。

まずは、“逃げ防止”だそうです。もともと野犬で生まれたワンコや人と生活することに慣れていないワンコにとって人と群れることに慣れるまでに時間がかかるため、どうしても逃げ防止対策は必須とのことで、自宅から外への脱走も屋外でのちょっとした瞬間も、万全の対策をすることが大事だそうです。

もう一つは“怖がらせないこと”です。これも逃げ防止の一つと言えるのですが、まず保護犬にとって人間が暮らす普通の環境が、全て初めての体験になるのですから、一つ一つがワンコにとってどう感じているのかは見ていてあげることが大事なようです。

そしてやはり“体調管理”には、気をつけて欲しいとのことでした。野犬や老犬にとって、人間との新たな生活は、慣れるまで想像以上に負担がかかるもので、どうしてもお腹がゆるくなるワンコや持病を持つワンコもいます。その時に受け入れてくれた里親である飼い主がワンコの変化に気づいてあげられることが重要です。

ピースワンコ・ジャパンでは、予め持病や保護されてからの病気などは一頭一頭カルテが管理されているので、譲渡後もしっかり内容を引継ぎ、何かわからないことがあったら、アフターフォローとして相談も乗ってくれるそうです。

 

もちろん生まれた時からしつけや人と生活をするために飼育されてきたペットとは異なり、里親側のいろいろな条件や手続きはあるものの、ある調査では、保護犬を飼われている方の90%以上が引き取って満足しているという結果も出ているそうです。

 

今回の記事はここまでになります。

ピースワンコ・ジャパンが取り組んでいる犬の保護や譲渡活動について詳しく知りたい方は、公式ホームページにニュースや里親募集中のワンコ、そのほかの譲渡センター案内などをぜひご覧ください。

また、自分では犬が飼えないけど、活動を支援したい、寄付したいなどの方法もありますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせしてみてください。



取材協力:

ピースワンコ・ジャパン 公式ホームページ:https://peace-wanko.jp/

撮影協力:ピースワンコ・ジャパン 湘南譲渡センター

FBhttps://ja-jp.facebook.com/pwj.shonan/

IG: https://www.instagram.com/pwj_shonan/



最後にGinza Pet Clan(ギンザペットクラン)からのお知らせ


今回は、ピースワンコ・ジャパンの湘南譲渡センターに取材協力いただき、保護犬について色々と教えていただきました。

保護犬について少しでも多くの方に知っていただき、殺処分が必要なくなる世界をつくることにGinza Pet Clan(ギンザペットクラン)は共感し、当社でも保護犬・保護猫活動をしている団体への支援を企画しております。

 

また、今回はこの記事を読んでくださった方で、保護犬を飼われている方に先着10名で当社のGinza Pet Clan(ギンザペットクラン)サプリメントお試し13gを1つ無料でプレゼントいたします。



 

応募方法は、当社の公式Instagramアカウント(ginza.pet.clan_official)をフォローいただき、DMで「ピースワンコの保護犬記事を見ました、保護犬を飼っています」とメッセージしていただくだけです。

※保護犬を現在飼われている方限定となりますので、Instagramのアカウントで犬を飼っていることがわかるアカウントからの応募を優先させていただきます。

先着のため、なくなり次第終了となりますが、ご好評いただけましたら、第二弾も検討してまいります。

 

ここまで、お読みくださりありがとうございました。

 

愛する我が子(ペット)とあなたの一日がより健やかでアクティブな時間でありますように。